コーヒーを出すときのマナー
事務をされている女性の方はいらっしゃいますか。
会社へ来客があった際は、応接室へお通ししたり、コーヒーを出したりして対応していることと思います。
そのコーヒーを出すとき、あなたはどんなことに気をつけていますか?コーヒーを出すときにもきちんとマナーというものが存在します。
好印象をもたれるためにも、ぜひマナーを習得してください。
コーヒーの温度
まず留意していただきたいのが、温度です。
淹れたてのホットコーヒー、アイスコーヒーと、できるだけ熱いうち、冷たいうちにお出しするようにしましょう。
そのため、結構素早さが勝負だったりします。
コーヒーをお出しする際には・・・
何名かのお客様が来られたときは、上座にあたる方から先に出すようにします。
もし、コーヒーをお客様の前で注がなければならないときには、カップには、8分目を目安に入れるようにしてください。
それ以上入れてしまうと、ミルクやお砂糖を入れたときに溢れてしまいます。
コーヒーカップを置く際には・・・
ソーサー上にカップを乗せるときの取っ手の向きですが、無地の場合はどちらでも問題はありませんが、カップにデザインが施されているのなら、デザインが相手に見えるように置くのが好ましいです。デザインが施されている多くのカップは、右側に取っ手を持ってくると綺麗に見えるようになっています。スプーンは、取っ手が右になるようにしてカップの前に添えましょう。
置くときですが、できるだけ相手の正面へ、正面に資料がある場合は、右側に置くようにしてください。
右側に置くと支障をきたす恐れがある場合は、臨機応変に"こちらでいいですか"と声をかけるようにしましょう。
ケーキやお茶菓子など一緒に出す際は、それを美味しそうに見える角度や正面に置いてから、右側にコーヒーを置きます。
出し終わって退出する際は、お盆を左脇に抱えて、ドアの前までいきます。
そしてお客様へ向いて会釈をしましょう。
上記のマナーをマスターすれば、好印象をもたれること間違いなしでしょう。
しかし、なにより大事なのは気持ちです。
愛情をたっぷりコーヒーに入れて、お出しすれば、喜ばれること間違いなしでしょう。